【在住初心者向け】シンガポールお役立ち情報ブログ

シンガポール在住サラリーマンの情報発信ブログ

【年間1000ドルの差!】シンガポール在住者はクレジットカードを持つべき理由

こんにちは。シンガポールも外出規制が続きますね。飲み会も旅行もできずお金が溜まっている・・なんて話もよく聞きますが、今回はシンガポール在住者が必ず知っておくべきお金にまつわるお話です。

 

まず結論としては、シンガポールで給与所得がある場合、必ずクレジットカードを作りましょう。それだけで理論上は年間1,000ドル以上、少なくとも年間500ドル程度は得をします。

 

 

 

シンガポール在住の日本人は意外にクレジットカードを持っていない

シンガポールでクレジットカードを作っていない日本人の方をよく見かけます。シンガポールは銀行口座を開設するとほぼ自動的にキャッシュカード(兼デビットカード)をもらえるので、決済はデビットカードで十分という場合や、単純にクレジットカード発行の手続きが面倒、といった理由があるようです。

しかし、シンガポールで開設した銀行(給与受取口座)でクレジットカードも保有すると、かなり大きなメリットが得られます。

 

クレジットカードで得する理由① キャッシュバックのレートが素晴らしい

DBS銀行が発行しているLive Fresh Cardを例に取ります。

以下の通り、Online Spend (ネットショッピング)や Visa Contactless Spend (Visaの"Pay Wave"等、店舗等での非接触決裁サービス)に対し5%のキャッシュバックが発生します。

上限が20ドルなので、それぞれに400ドル使用するだけで毎月40ドルのキャッシュバックが返ってきます。("All Other Spend"はレートが悪いので大したキャッシュバックは来ません)

オンラインショッピングなんかしないよ・・という方でも、携帯電話代や光熱費などの決済をクレジットカードで行えばOnline Spendにカウントされるので、400ドルはあっという間に到達します。普通に生活しても月40ドルは受け取れるはずです。

f:id:kfsingapore:20200731001817p:plain

DBS Live Fresh Card キャッシュバック率

私の場合は妻もクレジットカードを作成し、光熱費や携帯代、ネットショッピングやGrab Food等の代金を分担して払うことで、毎月合計で90ドルくらいはキャッシュバックをもらっています。

 

クレジットカードで得する理由② 銀行口座の利子ボーナスがもらえる

日本で生活していると銀行預金から金利を得る感覚はあまりありませんが、シンガポールではうまくやればそこそこの金額を無リスクの金利で受け取れます。 

 

こちらもDBSの場合(DBS Multiplier Account)を例にとります。

以下の通り、DBS口座を「給与受取口座に設定する」「クレジットカードを利用する」の2つの条件を満たすと、給与受取額とカード使用額の合計金額により、金利ボーナスが発生します。コロナの影響で金利が大きく低下してしまいましたが、1.8%程度の金利は普通に生活しても得られるかと思います。(口座に2万5千ドル置いている場合年間450ドルの金利

 

 

f:id:kfsingapore:20200731004122p:plain

f:id:kfsingapore:20200731001522p:plain

DBS multiplier account 利子(2020/7/30現在)

さらに、株取引等DBSのサービスを使うほど、金利ボーナスが上昇していく形になります。

私の場合、口座には3万ドルほど置いて、株取引も毎月1回は行うので年率2.2%の金利(660ドル程度)を年間で受け取っています。

 

さらに得する方法

さらにクレジットカードのメリットを活かす方法として、

・他社(Citibank等)のクレジットカードを合わせて保有しキャッシュバックを受け取る
・配偶者にも銀行口座・クレジットカードを作ってもらい、分担して消費する
・銀行の資産運用サービスや保険サービス等を活用してさらに金利ボーナスをGETする

といった手段があります。詳細の説明は避けますが、理論上は金利やキャッシュバックだけで年間3,000ドル程度受け取ることが可能です。

(私の場合、毎月のキャッシュバックと銀行の利子を合わせると年間で1700ドル程度のプラスになっています)

まずは給与口座を持っている銀行のクレジットカードを作り、ポイント・金利のボーナスを受け取ることは最低限皆さんにやってほしいと思っています。

 

注意点:シンガポールでクレジットカード手数料は支払ってはいけない

これも日本とシンガポールで大きく文化が違うところなので注意が必要なのですが、基本的にシンガポールのクレジットカード手数料は、申請により免除を受けることが可能です

何か条件があるわけではありません。「免除してください」と連絡するだけで免除されます。場合によってはオンライン申請だけで免除が可能です。不思議な文化なのですが、シンガポールのクレジットカード手数料は払うだけ損するものなのです。。

以下のHPがご丁寧に各銀行のクレジットカード手数料の免除方法をまとめてくれていますので、ご参考までに。

 https://www.platinumcredit.com.sg/2016/03/say-goodbye-to-credit-card-annual-fees-in-singapore

 

 

まとめ

 今回は、シンガポールで生活する上ではクレジットカードを持つか持たないかで年間1,000ドル程度の差が生まれることを紹介させていただきました。

DBS銀行を例に取りましたが、他行でもほぼ同じようなサービスを行っています。

クレジットカードの申請は基本的にオンラインで必要書類を送るだけで可能なので、まだ持っていない方は是非カードを作ってみてください!